初心者にもおすすめ!レア不要赤単メカアグロ基本型【MTGアリーナNEO スタンダード】

格安デッキ

今夜はネオカミガワ実装によりアツいと話題になっている赤単メカアグロをご紹介します。
レア0枚ながらスタンダードランク戦でダイヤ帯到達!意外なコモンカードが活躍してくれました。

デッキリスト

4 熊野と渇苛斬の対峙 (NEO) 152
4 増員された浪人 (NEO) 158
4 兎電池 (NEO) 157
4 都和市の整歌師 (NEO) 167
4 継ぎ接ぎ自動機械 (NEO) 254
4 実験統合機 (NEO) 138
4 火遊び (MID) 154
4 電圧のうねり (NEO) 171
4 神の火炎 (NEO) 150
4 乱動の噴火 (ZNR) 155
20 山 (ZNR) 275

関連動画

デッキの実際の動きなど、こちらもぜひご覧ください。

解説

メカをプレイすることで強化される能力を持つ2種8枚のクリーチャーを中心に大量の小型メカでガンガン強化して攻める攻撃型のアグロデッキです。

ネオカミガワではメカの名を冠する様々なアーティファクトが登場しました。ここではあえてアーティファクトとか赤茶単ではなく「メカアグロ」と呼びたくなっちゃいますよね。

デッキの基本となるカードに絞り込み、すべて4枚搭載としました。完成形というよりはむしろ、ここから皆様のお好みに合わせてカードを追加したりカスタマイズ可能な、すべての「基本」となる形を目指しています。

デッキの中心となるクリーチャー

  • 継ぎ接ぎ自動機械…2マナ1/1、護法(2)。アーティファクト・呪文を唱えるたびに+1/+1カウンターで永続的に強化される能力に加えて除去耐性を持っており、ひとたび対処が遅れれば手が付けられないほどのサイズに成長します。赤単のみならず青赤や黒赤などメカ系アグロの立ち位置を数段引き上げた立役者です。(護法:対戦相手の呪文や能力の対象になるたび、対戦相手が追加コストを支払わないかぎり打ち消す)
  • 都和市の整歌師…2マナ2/2。アーティファクト1つが戦場に出るたび、ターン終了時までパワー+1。コモンでありながら割と簡単に3点4点と高い打点を叩き出します。継ぎ接ぎ自動機械とほぼ同じ感覚で使うことができ、個人的に大変おすすめです。同じはたらきをするカードが2種8枚あればデッキになる、とはよく言ったものです。

小型メカたち

  • 増員された浪人…1マナ2/2、速攻(出たばかりでも攻撃できる)。終了ステップの開始時に手札に戻る能力。1マナ2点というショック相当のマナ効率で、もう一度プレイしなおすことで2マナ4点と乱動の噴火を超えるマナ効率になります。手札に戻るという能力は、ソーサリー除去に対する耐性でもあり、再び唱え直すことで継ぎ接ぎ自動機械をさらに強化できるというメリット能力でもあります。魂力で引き直しができる能力もたまに役立ちます。
  • 兎電池…1マナ1/1、速攻。1マナという軽さで換装(ほかのクリーチャーにつける)でき、自動機械や整歌師に速攻を付与することも。お相手がコントロール系で、ドゥームスカールなどの全体除去が予想される場合は換装することで全体除去を回避することができるので覚えておきましょう。
  • 実験統合機…出したときと戦場から離れたとき(基本生け贄に捧げるとき)にカードを1枚めくってそのターン中のみプレイできます。2マナまでのカードがめくれる可能性があるため、合計3マナ確保できる状態でプレイするようにします。早いターンでプレイすると不都合なカードがめくれる可能性も結構あるので、手札に他にプレイしたいカードがある場合はなるべく温存して、手札が尽きたタイミングでプレイしましょう。

その他呪文

表面(変身前)
裏面(変身後)
  • 熊野と渇苛斬の対峙…第三章能力でクリーチャーに変身する新型英雄譚です。第一章の章能力で対戦相手に1点、第二章の章能力でクリーチャーを強化。第三章で熊野の食刻に変身。2/2速攻に加え、熊野の食刻が出ている間はこちらの火力などがすべて追放除去になります。時間差こそあれど都合3点以上のダメージを稼ぐことができ、1マナのカードとしては破格のコストパフォーマンスを誇ります。赤のデッキでは非常によく見かけるようになりましたね。
  • 火遊び…1マナ2点火力。プレイヤーに打った場合は占術によりドローの質を高めることができるのがうれしいところ。(占術:ライブラリーの一番上を見て、それを一番下に置いてもよい)
  • 乱動の噴火…2マナ3点火力、またはキッカーにより7マナ5点火力。打つタイミングが限られるソーサリーというのが少々痛いが、プレイヤーに打てる火力としては他に代わるものが存在しない。
  • 電圧のうねり…クリーチャーかプレインズウォーカー1体に2点のダメージ。追加コストとしてアーティファクトを生け贄に捧げると2点→4点に強化。実験統合機を生け贄にすることで火力を強化しつつ実験統合機の効果でカードを1枚めくれるなど好相性です。
  • 神の火炎…クリーチャーかプレインズウォーカー1体に3点のダメージ。改善されているクリーチャーがいれば更にそのコントローラーにも2点のダメージ。自動機械や兎電池、熊野と渇苛斬の対峙などで改善することができるので、追加ダメージの条件は比較的満たしやすいです。

カスタマイズ案

このデッキは先述の通り、皆様にカスタマイズいただくための基本型として構成しています。カスタマイズあるいはBO3サイドボーディング用に相性のいいカードを挙げていきます。

土地

基本型では山20枚とシンプルな土地構成にしていますが、ワイルドカードに余裕があればまずは土地を入れ替え、事故率の軽減、勝率向上を考えたいところです。

  • 髑髏砕きの一撃…土地としてプレイする場合は3点ライフを支払わなければタップ状態で出ます。呪文としてプレイすることもでき、最大2体のクリーチャーに合計X点のダメージ。対トークンデッキなどに2枚くらい保険で仕込んでおくと役立つことがあります。
  • バグベアの居住地…3枚目以降の土地としてプレイするとタップ状態で出ます。都合5マナ以上でるタイミングであれば、4マナ支払うことで3/2のクリーチャーとなり、出てくるトークンと合わせて都合4点分のダメージを与えることができます。土地の枠にダメージ源を仕込めるのは重宝します。これも3枚くらい欲しい。
  • 反逆のるつぼ、霜剣山…伝説の土地であり、戦場に出せるのは1枚までです。魂力により手札から捨てることで1/1速攻のクリーチャーを2体展開。これも土地枠にダメージ源を仕込める優秀なカードですが、戦場に1枚しか出せないため、2枚かぶって引いた時が最悪なのでデッキに1枚あれば充分と思います。

クリーチャー

換装能力や魂力能力を持つメカ系のクリーチャーが主な入れ替え候補となります。

  • 大蛾頭の兜…2マナ2/2。条件付きですが手札を補充できる可能性があります。火力呪文を減らしてクリーチャーを追加したいときや、対コントロール戦のサイドボードなどで役に立つと思います。
  • 蜥蜴丸…2マナ1/1、二段攻撃(戦闘ダメージを2回与える)。二段攻撃を活かすなら熊野と渇苛斬の対峙や兎電池換装などでパワーを引き上げたいところ。または、超強化した自動機械に換装してフィニッシャー化するのも面白いです。後述の鉄蹄の猪のトランプル付与と合わせて使いたい。
  • 双弾の狙撃手…火力内蔵生物でありジェネリック砕骨の巨人として注目株。4マナプレイも割と現実的なコストの範囲内ですし、土地が詰まってても2マナ2点火力として無駄になりにくい良カードです。火遊びあたりと入れ替える形でしょうか。
  • 鉄蹄の猪…魂力能力でクソデカ生物にトランプルを付与するのがおそらく正しい使い方。自動機械はチャンプブロックで時間を稼がれやすいので選択肢としては悪くない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました