こんばんは。火花の学者、おじょーです。
霊気走破が実装されて早一週間、皆様の走りは順調ですか?私は先日のPCリミテッドオープンで0-3という大敗を喫した後、アリーナでシールドやったら7勝完走できて「いや~このパックが幕張で出てたらな~」などとぼやいてますが元気です。
というわけで今夜は、『霊気走破』のプレミアドラフトにおける最強コモンカードを12枚見ていきましょう!
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白の最強カード
移動放送機

- 5マナ5/4機体。出た時1/1の飛行機械を出す。
機体というカードは搭乗要員の確保で何かと困りがちですが、この機体は自力で搭乗要員を確保できるのがとても優秀です。サイズも5/4と比較的大きく、戦場に風穴を開けるには十分です。相手の大型クリーチャーにぶつけて相打ちにした後も、1/1の飛行機械で空からぺちぺち攻撃できていい感じです。
全損事故

- 5マナインスタント。条件付きで2マナになる。クリーチャーや機体1体を追放する。
対象がタップ状態なら2マナで唱えることができ、クリーチャー化していない機体も対象に取ることができます。さらに追放効果までついているので、死亡誘発や墓地利用への対策にもなるのが偉いです。タップ状態でなくても5マナ払えば対象に取れるので、システムクリーチャーや警戒持ちにもスキを見せません。
青の最強カード
機敏な海賊

- 3マナ2/3、警戒。消尽能力で3/4になりつつ、カードを1枚引いて1枚捨てる。
分割払いできる実質5マナ3/4クリーチャーで、2マナ3マナ帯のクリーチャーをシャットアウトしてしまいます。消尽能力をコンバットトリックとしても運用できて、2マナ構えながら殴れば結構攻撃を通しやすいです。警戒を持っているのも相まって、攻撃時にスキを作りにくいのもいい感じです。
手札を整えるルーティング効果も、中盤戦以降不要になった土地を有効牌に入れ替えるなど、長期戦で威力を発揮します。
エンジン水没

- 3マナオーラ。エンチャントしているクリーチャーや機体は能力をすべて失い、半永久的にタップ状態になる。
攻撃もブロックも搭乗もできなくなるだけでなく、能力もすべて失うので、確定除去として信頼感があります。これは確か幕張で初めて使ってみて、能力を失うと書いてあるのが偉すぎ、と感動した覚えがあります。
この環境、厄介な誘発型能力を持つクリーチャーが多くて、戦闘を封じるだけだと根本解決にならないことが多いんですよね。これがなければ青はもっと厳しい戦いを強いられていたことでしょう。
黒の最強カード
契約人形の恐怖

- 4マナ3/4。アーティファクトが出るたびに1点ドレイン。
出すだけで相手のライフを1点奪い、速度を1段階上げることができる点が有能です。2マナ3マナで順調にエンジン始動できていれば、最高速度はもはや目前。ゲーム展開を加速できます。
黒はアーティファクトが多い色でもあるので、2点3点と更なるダメージを稼ぐこともあります。相手のライフが残りわずかならそのまま削りきることもでき、コモンでありながら、黒いデッキのキーカードとして、デッキの方向性を決めてくれる1枚です。
不気味なガラクタ

- 1マナアーティファクト。出た時クリーチャー1体に-2/-2修整。
相手のクリーチャーを除去しつつ、盤面にアーティファクトを出せるというのがポイントで、先ほどの契約人形とも相性抜群です。1マナと軽いので他のカードとまとめて出すことも容易なうえに、起動型能力で諜報までついており、テキストにスキが見当たりません。
赤の最強カード
雷頭の砲手

- 5マナ4/5、到達。毎ターン1回、カードを1枚捨てて1枚引くことができる。
攻めてよし守ってよし、4/5というサイズがまず目を引きます。到達も持っており、コモンの飛行クリーチャーはすべて止められるので、飛行対策としても信頼性が高いです。また、毎ターン手札を入れ替える能力を持ち、中盤以降の安定性を担保してくれます。
稲妻の一撃

- 2マナインスタント。好きな対象に3点のダメージ。
2マナという軽さで、4マナ帯までのクリーチャーを除去できる強力な除去です。プレイヤーに直接ダメージを与えることもでき、最後の数点を削りきるという使い方もあります。
霊気走破リミテッドならではの強みを挙げると、戦闘以外で、インスタントタイミングで速度を上げられる点です。速度を上げてクリーチャーを強化することで、コンバットトリックとして働くことも稀にあるかもしれません。
緑の最強カード
突進する小走り足

- 1マナ1/1。消尽能力で2/2になりつつ、3/3の象を出す。
エンジン始動ギミックがある霊気走破のリミテッドでは、序盤から攻めていける1マナクリーチャーが重要になります。一方で、1マナクリーチャーは中盤戦以降、戦いについていけなくなるという問題を抱えています。
そうした問題を解決しているのがこのカードで、序盤から攻めていける1マナクリーチャーでありつつ、中盤以降は5マナ5/5相当にもなり、しっかりと戦いについていける頼もしい1枚です。
轢殺

- 2マナインスタント。条件付きで1マナになる。相手のクリーチャー1体にパワー分のダメージ。
霊気走破の緑は、他の色と比べて際立ってサイズが大きく、基本的に2マナでなんでも破壊できる除去として運用できます。自分のクリーチャーが乗騎や機体なら1マナとなり、さりげなく構えられるので、構築段階で意識したいところです。
その他最強カード
屑鉄圧縮機

- 1マナアーティファクト。3マナ起動で3点火力に、6マナ起動で確定除去になる。
起動コストは若干重いものの、状況によって使い分けられる点が優秀です。1マナのアーティファクトなので、エスパー系のアーティファクトシナジーを受けられます。赤緑で使う場合も、確定除去が取れないという弱点を補ってくれるので、デッキの色を問わず重要なカードとなっています。
夜市

- 土地。出した時に選んだ色のマナを出す。サイクリング(3)。
出した時に色が固定されてしまうものの、好きな色を出せる土地であり、色事故を防いでくれます。また、中盤以降土地が余りだしたら、サイクリングで他のカードと入れ替えられるのも大きいです。
色を問わず入れられることから、気持ち早めにピックするよう、ドラフトで意識したいカードです。
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