指輪物語:中つ国の伝承ドラフト最強コモンカード15選【MTGアリーナ リミテッド】

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今夜は指輪物語:中つ国の伝承のリミテッドにおいて勝率貢献度が高いコモンカードを色ごとに3枚ずつ、合計15枚見ていきましょう。

このランキングは、17Lands.comの統計データからGIH勝率(手札に引いたときの勝率)の値を基準としています。フォーマットはプレミアドラフトとなります。

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この記事は以下の動画と同一の内容となっております。お好みの形式でご覧ください。

指輪物語:中つ国の伝承リミテッドのキーワード能力やメカニズムについてはこちらで解説しております。

白の最強コモンカード3選

  • ゴンドールの使者…3マナ3/2。出たとき伝説のクリーチャーがいればカードを1枚引く。いなければカードを1枚引いて1枚戻す。
    GIH勝率59.1%を誇り、白のコモンカードで最も勝率貢献度が高いカードです。3マナ3/2は戦力として頼りになるサイズ感であり、条件を満たせば手札を増やせるので文句なしの性能です。更に人間でもあるので各種人間のシナジーを受けることもできます。
  • ゴンドールの守護者…4マナ3/3。出たとき1/1の人間・兵士を出す。
    GIH勝率58.4%で≪ゴンドールの使者≫に次ぐ数値となります。実質4/4としてカウントできる上、横並べできる点が優秀。手札1枚で人間2体分となるので各種シナジーを受けやすいのもポイントです。
    ≪ゴンドールの使者≫と≪ゴンドールの守護者≫の2枚がトップに来ていることから、「白をやるなら人間をやれ」というメッセージを感じますね。
  • ホビットのつらぬき…2マナインスタント。クリーチャー1体にダメージを与える。ダメージ量は味方のクリーチャーの数と食物の数を足した値。
    ここまでクリーチャーが続いたので、白のスペル代表としてこのカードをピックアップしました。GIH勝率56.1%で白のコモンカード全体で見れば5番目ぐらいの順位となります。
    2マナという軽さで3点4点と比較的高いダメージを叩き出せる可能性があります。白の除去としては扱いやすい部類ですが、対応して除去を打たれるケースには注意しましょう。

青の最強コモンカード3選

  • 輝かしき突風…2マナインスタント。クリーチャー呪文1つを打ち消す。それが伝説だったら指輪があなたを誘惑する。
    GIH勝率58.8%を誇り、青のコモンカードで最も勝率貢献度が高いカードです。
    このセットでは伝説のクリーチャーがかなりの枚数あり、1パックに2枚以上入ってることも珍しくありません。指輪の恩恵も思った以上に強力で、青はパワーが低いクリーチャーが多い分指輪所持者になればブロックされづらくなります。
    またインスタントであることの恩恵も受けやすく、青黒や青赤デッキに入って猛威を振るっています。
  • 誕生日の旅立ち…1マナソーサリー。カードを1枚引いて、指輪があなたを誘惑する。
    GIH勝率58.3%で≪輝かしき突風≫に次ぐ数値となります。
    最も軽いコストで指輪の誘惑を受けることができ、あっという間に3つ目4つ目の能力を解放できます。盤面カラの状態で指輪ってどうなの?と思ってたこともありましたが、序盤に指輪のレベルアップを進めることで後々有利になれるので損はしません。
  • ペラルギルの生き残り…2マナ1/3。スペル限定で使用できる、好きな色のマナ1点を生み出す。6マナの起動型能力により、3枚切削する。
    ここまでスペルが並んだので、もう1枚はクリーチャーをピックアップしましょう。GIH勝率57.2%で、青のコモンカード全体で見れば5番目ぐらいに位置しますが、こんな見た目して実は青の最強生物です。
    先ほどご紹介した≪輝かしき突風≫が猛威を振るってる原因の1つにこいつの存在があるのは間違いありません。重いスペルを早く唱えるのに貢献するうえ、色事故の心配がいらないのもでかいです。
    終盤は切削で勝つこともできますし、パワーが低くタフネスが高いことから指輪所持者としての適性もめちゃくちゃ高いです。正直見た目からは想像もつきませんでしたが、序盤のサポートと終盤のフィニッシャーを兼ねる、まごうことなき青の最強クリーチャーです。

黒の最強コモンカード3選

  • いとしいものを取り返す…3マナソーサリー。クリーチャー1体を破壊し、指輪があなたを誘惑する。
    GIH勝率63.1%を誇り、黒どころかコモンカード全体で最も勝率貢献度が高いカードです。殺害がソーサリーになった代わりに指輪の誘惑がついてるというだけなのですが、ソーサリーのデメリットより指輪のメリットがはるかに上回ってます。
    相手の盤面の除去とこちらの盤面の強化を同時に行い、それだけで1.5枚分ぐらいの仕事をしているのに、コストは3マナで据え置きと下手なレアよりも強力です。正直コモンに収まるような器ではありません。
  • 褐色国のクレバイン…3マナ1/1、飛行。出たときオーク動員2を行う。(飛行:飛行を持たないクリーチャーにブロックされない)
    GIH勝率63.0%で≪いとしいものを取り返す≫に次ぐ数値となります。
    オーク動員に加えて手札1枚分の働きをするため、オーク動員のリスクを克服しているといえます。実質3マナ3/3相当とマナレシオは良好。地上側が2/2と戦力にしやすいサイズになっているのもいいですね。
  • ゴラムへの拷問…4マナソーサリー。相手の手札を1枚選んで捨てさせてオーク動員2を行う。
    GIH勝率62.9%で、≪褐色国のクレバイン≫に次ぐ数値となります。
    4マナ2/2のクリーチャーにハンデス効果がついてるととらえてもいいでしょう。若干サイズは控えめですが、ハンデス効果が2マナ相当だと考えると充分適性サイズです。これも先ほどと同様、オーク動員に加えて手札1枚分の働きが確約されており、強い動員カードの条件を満たしています。

このように、黒はトップ3すべてが他の色の追随を許さない性能を誇っており、最強カラーの座をほしいままにしています。

赤の最強コモンカード3選

  • 角笛城での結集…2マナソーサリー。1/1の人間・兵士を2体出し、人間全員に速攻を付与する。(速攻:出たばかりでも攻撃できる)
    GIH勝率62.6%を誇り、赤のコモンカードで最も勝率貢献度が高いカードです。
    とりあえず単独で使っても2マナ2/2速攻相当で序盤のアタッカーとしても最適です。
    中盤以降は人間クリーチャーに速攻を付与するカードとして使うこともできます。一気に3体もアタッカーを増やすことで相手の計算を崩すという使い方ができるのも強みです。
  • 不死者の討滅…2マナインスタント。クリーチャー1体に3点のダメージ。そのクリーチャーは破壊不能を失い、死亡するなら代わりに追放する。
    GIH勝率60.4%で≪角笛城での結集≫に次ぐ数値となります。破壊不能も死亡時追放も正直あまり活きる場面はありませんが、2マナ3点というだけでどう転んでも強力な除去です。
  • 反目の終わり…3マナソーサリー。手札1枚を捨て、カードを2枚引く。1/1の人間・兵士を出す。
    GIH勝率60.0%で≪不死者の討滅≫に次ぐ数値となります。
    単純に考えれば≪胸躍る可能性≫が1マナ増えた分、1/1がおまけでついてくる感じになります。3マナクリーチャーとして見ることもでき、1/1というサイズは控えめなものの、1枚捨てて2枚引けるので差し引き手札1枚増えてます。人間でもソーサリーでもあるので、両方のシナジーを受けられるのも見逃せません。

緑の最強コモンカード3選

  • エントの憤怒…2マナソーサリー。味方のクリーチャーが+1/+1修整を受けた後、相手のクリーチャーと格闘を行う。味方のクリーチャーがパワー4ならさらに+1/+1カウンターも乗る。
    GIH勝率55.8%で、緑のコモンカードで最も勝率貢献度が高いカードです。
    パワー4という条件を満たせば実質+2/+2のサイズ修整で格闘できることになり、このサイズ修整によりサイズ差を逆転することで巨大なクリーチャーを処理しやすいのがポイントです。
    比較対象は≪無情な捕食≫でしょうか。あちらは+1/+2修整となっており、素では≪無情な捕食≫にちょっと負けてますが、条件を満たすと無情な捕食を上回ります。
  • 鏡の湖の守護者…3マナ4/2。死亡時に指輪があなたを誘惑する。
    GIH勝率55.8%で≪エントの憤怒≫と並び勝率貢献度が高いカードです。
    パワー4なので≪エントの憤怒≫などの恩恵があり、しかも3マナと比較的軽いのがポイント。死亡時に指輪所持者の候補がいなくても、指輪のレベルアップを進められるので損になることはありません。
  • 気前のよいエント…6マナ5/7、到達。出たときに食物を生成する。森サイクリング。(到達:飛行を持つクリーチャーをブロックできる)
    GIH勝率55.7%で≪鏡の湖の守護者≫に次ぐ数値となります。
    序盤は森サイクリングで森を持ってくることで土地事故の確率を減らすことができ、中盤以降は5/7という最大サイズを持つクリーチャーとして盤面を完全に抑えてしまいます。しっかり到達も持っているのでこいつを無視して攻撃できるのは指輪所持者だけです。
    食物によりライフを安全圏まで回復してもいいし、何か他の使い道もできますと。フィニッシャーとしての格の違いを見せつけていきましょう。

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