こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は「カルロフ邸殺人事件」クイックドラフトにおいて高い勝率を誇る緑青探偵アグロの組み方をご説明いたします。
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コンセプト
決め打ち攻略法とは
決め打ちドラフトとは、引いたパックの内容に関係なく常に同じデッキを組むことを目指すドラフト戦略です。色を固定することで必要なカードも絞られるので、結果的に覚えることも少なくなります。今回はたったの8枚覚えるだけでドラフトができるのでぜひ挑戦してみてください。
ドラフトってやっぱり腕の差が出やすくてとっつきにくい、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。最初は近道をしましょう。ドラフトはあなたが思ってるよりは簡単です。勝てて楽しい!そんな体験の一助となれば幸いです。
緑青探偵アグロとは
緑青という組み合わせで推奨される公式のドラフトアーキタイプの記載を確認してみましょう。
証拠収集とは、マナコストの合計が指定された数字以上になるように墓地から好きな枚数を追放することで、何らかのコストの支払いができるというメカニズムです。墓地を活用するメカニズムということで、諜報やルーティングで墓地を肥やすことを意識しましょう。
私のおすすめは、ここにセカンドドローというギミックを追加することです。
≪投光器の捜査員≫は証拠収集のための墓地肥やしを行うだけでなく、≪ロクソドンの盗聴者≫を強化することもできます。デッキを探偵で固めることで≪投光器の捜査員≫の能力が何度も誘発するので、≪ロクソドンの盗聴者≫が毎ターン4/4警戒で殴れる、という状況を作りあげましょう。
これだけだと殴り切れないこともあるので、青の飛行を持つクリーチャーで残りの数点を削るという構成にすると勝率がより安定します。
カルロフ邸殺人事件 ドラフト環境所感
- 変装持ちのクリーチャーが全体の3割を占めている。3マナ帯は意識しなくても自然と埋まる。
- 5マナルールの存在により、変装持ちクリーチャーの強さは5マナ以降が本番。5枚目の土地をいかに早期に引き込むかが重要。
- 4マナ帯のクリーチャーのタフネスが低く2/2が止まりづらい。よって2マナ帯のクリーチャーが相対的に強いが、2マナ帯は意識して集めないと数が足りなくなりがち。
- 変装持ちクリーチャーは除去耐性を持つため、単体除去の価値が相対的に低め。なるべくコンバットトリックで打ち取ることを意識したい。
緑青探偵アグロの立ち位置
17Lands.com の統計によると、クイックドラフトで白のカードがほとんどピック出来なくなったことで相対的に緑青の地位が向上しています。
カードごとの勝率を見たときに≪投光器の捜査員≫と≪ロクソドンの盗聴者≫の2枚が最上位に位置しており、この2枚を中心とした探偵デッキが成立すると判断しました。
デッキ構成例
この環境では5マナに届くかどうかが戦闘に大きく影響するため、土地17枚は必須です。
クリーチャーは16でも特に不足は感じないものの、それ以上にその他の呪文の選択肢が少ないことからクリーチャーが多めの構成になることが多いです。マナカーブは、2マナ帯が6枚、3マナ帯は厚めの6枚になることが多いです。変装を持つクリーチャーは基本3マナ帯として数えます。
呪文の構成は、青を足したことで強化呪文の候補が少なくなっているので、その分は青のバウンスや打ち消しで補う形になります。
カードの種類 | 小分類 | 枚数 |
---|---|---|
クリーチャー呪文 | 17 | |
2マナ | 6 | |
3マナ | 6 | |
4マナ | 4 | |
5マナ | 1 | |
その他呪文 | 6 | |
強化呪文 | 3 | |
除去・打ち消し | 3 | |
土地 | 17 |
キーカード解説
合計8枚のキーカードから覚えていきましょう。
セカンドドロー
まずはセカンドドローギミックに必要となる2枚です。
- ロクソドンの盗聴者…4マナ3/3のクリーチャーで、2枚目のカードを引くと4/4警戒になります。
出たときに手掛かりを出すので、少なくとも1回は4/4で殴れることが保証されていますが、毎ターンカードを引けるシステムを確立したいところです。 - 投光器の捜査員…3マナ3/2で、探偵が出るたびカード1枚を引いて1枚捨てることができます。
単体でも手札を整えるシステムクリーチャーとして活躍しますが、毎ターンカードを引ける可能性があるのでロクソドンの相棒として相性抜群です。
飛行クリーチャー
地上が封鎖された場合に備え、青の飛行クリーチャーで攻撃を補助します。飛行クリーチャーが2体並ぶとゲーム展開が早まるのでデッキ全体で4~5枚は確保したいところです。全員探偵タイプを持っており、≪投光器の捜査員≫の能力を誘発させることもできます。
- 犯罪阻止のスプライト…3マナ2/2飛行。出たときにクリーチャー1体をタップする。証拠収集によりさらに麻痺カウンターを置く。
除去内蔵クリーチャー。序盤に雑に出して攻めてもいいし、中盤以降の守りで使うこともできます。 - 未解決事件解明者…4マナ3/3飛行。死亡時に手掛かりを出す。
基本的にはダメージ効率の高い飛行クリーチャーとして扱いますが、タフネス3あるので中盤の変装持ちを抑え込めるのもポイントです - 確固たる証人…4マナ3/2飛行。表向きになったときにクリーチャーをタップしたりアンタップする。
除去内蔵クリーチャーとして運用できるので攻撃を通したりライフを守ったりと、必要に応じて柔軟に機能するカードです。
その他呪文
- 狂信の力…2マナインスタント。+3/+3修整とトランプルを付与する。メインアタッカーのロクソドンで殴りきるには、トランプル付与が特に重要なのでなるべく2枚取りたいカードです。
- 犯罪への噛みつき…4マナソーサリー。クリーチャー1体に+2/+0修整を与え、他のクリーチャー1体にパワー分のダメージを与える。
基本3マナ相当の効果なので素で打つとちょっと重いのですが、証拠収集により2マナと軽めの呪文になります。 - 許可なき脱出…2マナインスタント。パーマネントをバウンスしつつ諜報1を行う。
特にこのセットでは変装持ちを表にするだけで都合5マナ以上かかるので、そこにぶち当ててやると効果てきめんです。
その他候補カード
1~2マナクリーチャー
- トンネルの情報提供者…2マナから4マナにジャンプできるマナクリーチャーであり、3ターン目に≪ロクソドンの盗聴者≫を着地させるのが最大の仕事。変装でサイズアップできるので、2/2とか3/3とかになれば中盤以降の戦力としても期待できます。
- 神経質な庭師…変装能力により土地1枚を手札に加えることができます。このセットでは5マナ帯が重要となっており、5枚目の土地を引っ張ってこれるのがめちゃくちゃ偉いです。2マナ3マナ4マナのどのマナ域でも綺麗に使い切ることができるので、デッキの潤滑油になります。
- 衛生管理用自動機械…諜報で手札を整えたり、墓地を肥やすことができる。自身は2/2と相打ちになれるので、序盤の戦力として足りない穴を埋めやすい。
- ヴィトゥ=ガジーの捜査員…素のパワーは頼りないものの、証拠収集により飛行クリーチャーやロクソドンなどの攻撃の要を強化しつつ、自身は2/2を止める壁になれるのが偉い。さりげなく探偵なので≪投光器の捜査員≫を誘発させることができる。
3マナクリーチャー
- 復讐の忍び寄るもの…3マナとしても5マナとしても運用できる。5/5というサイズはフィニッシャーとしても申し分なく、変装能力により置物破壊もできる。最強のボムレアと名高い≪謎めいた外套≫を破壊したときは気持ちよかった。
- 群衆操りの管理人…基本的には3マナ2/2として運用。裏返すと5/5とか6/6とかのサイズになる。
- 裂け目破りのヘリオン…基本的には3マナ2/2として運用。6/7というサイズはフィニッシャー級。到達を持っているがほぼおまけ程度。
- フェアリーの詮索者…基本的には2/2のままで戦闘させたほうが強いことが多い。パワー1とパワー2の違いはやはり大きい。いざというときに手札を増やしつつ空から攻める運用ができるのは偉い。
5マナクリーチャー
- 装飾庭園の豹…土地に変換しつつ、証拠収集のタネにするのが基本の運用。中盤以降に引いたら6/5のフィニッシャーにもなれる。
その他呪文
- 妥当な疑惑…3マナ+2マナで構えつつ、特に打ち消すものがなければ手掛かりを起動できるというような盤面を作りたい。4ターン目≪ロクソドンの盗聴者≫から5ターン目≪投光器の捜査員≫という流れで自然に構えられるのがうれしい。マナリーク系統の打ち消しは賞味期限が短いので、使いどころがなくなったら≪投光器の捜査員≫のルーティング能力でさっさと捨ててしまったほうがいい。
- 凍らせ…貴重な複数除去であり、盤面によってはそのままゲームの決め手となることもある。なるべくこれでゲームが決まる盤面まで温存したい心理が働くが、中盤で打ってもアド損しにくくなっているので、必要なら出し惜しみはしないように。
- 隙のないアリバイ…バットリとして使ったり、相手の除去からこちらのアタッカーを守ることもできる。3マナと重いので、序盤から中盤はクリーチャーの展開に集中し、中盤以降のマナが余りだしたタイミングで構えるようにしたい。
関連動画
ドラフト7勝デッキのプレイ動画を作成しておりますのでこちらもご覧ください。06:04 あたりから実践編となります。
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