こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は『カルロフ邸殺人事件』のリミテッドについて、5分でざっくり概要がつかめるよう、要点を絞って解説していきます。
プレリリースにやってきたけどカード全然予習してない！そんなあなたもプレリリース開始までの5分でばっちり予習していきましょう。
環境のポイント
変装を活用する
『カルロフ邸殺人事件』のリミテッドでは約3割のクリーチャーが変装能力を持っています。変装を制する者はカルロフ邸リミテを制するといっても過言ではありません。
変装クリーチャーの大きな特徴としては、本来のマナコストに関係なく、3マナクリーチャーとしてマナカーブを整え、序盤の戦力として数えることができるということです。これによって重いクリーチャーをたくさん入れやすくなるため、長期戦を見越したデッキ構築が重要となってきます。
白や黒はパワー2以下のクリーチャーを助けるカードが多く、変装クリーチャーがパワー2であることを利用することができます。
緑を含むデッキなら、重いクリーチャーでのストンピィ戦略において序盤の動きを支える目的でお世話になることでしょう。
変装を見破る
繰り返しになりますが、このセットでは約3割のクリーチャーが変装能力を持っています。2/2のクリーチャー同士での戦闘が多くを占めることになるため、2/2に対して有利を取れるかどうかが重要な評価基準となります。2/2を一方的に討ち取れるクリーチャーのほとんどは5マナ以上であり、3マナ4マナ帯で2/2を一方的に討ち取れるクリーチャーは貴重です。
戦闘中にサイズを変化させることができる性質上、裏向きのクリーチャーの正体を推理することも重要となっています。ここで、推理のヒントとして5マナルールというものを覚えておきましょう。「5マナ未満で表にすることができるカードで2/2を一方的に討ち取れるものは存在しない」という法則です。
例えば≪窓外放出の幻影≫は4/3であり、表にするのに5マナ必要となっています。≪不審な密通者≫は4マナで表にすることができますが、タフネス2しかないので相打ちになってしまいますよね。
変装クリーチャーで2/2を一方的に討ち取るには5マナ以上必要ということです。これテストに出ます！
手掛かりを集める
手掛かりは2マナを支払うことでカード1枚を引くことができ、余ったマナをアドバンテージに変換することができます。
それに加え、カードを引くことを参照するカードや、手掛かりを生け贄に捧げることを参照するカードが存在し多くのシナジーを形成します。いずれも青が絡む組み合わせとなるので、青をやるなら手掛かりシナジーに注目しましょう。
収録メカニズム
変装
3マナで裏向きの状態で唱えることができ、裏向きの間は2/2で護法(2)を持つクリーチャーとして扱われます。
裏向きのクリーチャーは、変装コストを支払うことでいつでも表向きにすることができます。表向きにする処理はスタックに乗らないため、対応して何かすることはできないのでご注意ください。
すべての色に割り当てられており、中でも白、黒、緑に多めに割り当てられています。
調査
調査を行うとは手掛かりトークンを1つ生成することです。手掛かりトークンは2マナを支払うことでカード1枚を引くことができます。
白、青、緑を中心に割り当てられており、特に青を含む組み合わせは多くのシナジーを形成します。
容疑
容疑をかけられたクリーチャーは威迫を持ち、ブロックできなくなります。
味方のクリーチャーに容疑をかけることで回避能力を付与できるほか、相手のクリーチャーに容疑をかけてブロッカーを排除するという使い方もあります。
主に黒と赤に割り当てられており、除去と容疑でゴリゴリに殴っていくアグロデッキで活用したいところです。
証拠収集
証拠収集を行うとはコストを支払う新たな方法であり、マナ総量の合計が指定された数字以上になるよう、墓地から好きな枚数のカードを追放することで証拠収集を行うことができます。
青、黒、緑に割り当てられており、切削やルーティングなど墓地を肥やす手段を意識しましょう。
事件
事件は３つの能力を持っており、最初から有効な上段の能力と、解明条件、解明完了の3つとなります。
解明条件を満たした状態で終了ステップを迎えることで
事件が解明完了となり、下段の解明完了能力が有効になります。
基本的にはアンコモン以上であり、すべての色に存在します。事件はデッキを組む際の方向性を決めてくれることもありますし、ある程度方向性の決まったデッキに相性のいい事件を探すというのも面白いですね。
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