7枚覚えたら7勝完走できる!カルロフ邸殺人事件クイックドラフト決め打ち攻略法【MTGアリーナ リミテッド】

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こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は「カルロフ邸殺人事件」クイックドラフトにおける赤白横並べアグロの組み方をご説明いたします。

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コンセプト

決め打ち攻略法とは

決め打ちドラフトとは、引いたパックの内容に関係なく常に同じデッキを組むことを目指すドラフト戦略です。色を固定することで必要なカードも絞られるので、結果的に覚えることも少なくなります。今回はたったの7枚覚えるだけでドラフトができるのでぜひ挑戦してみてください。

ドラフトってやっぱり腕の差が出やすくてとっつきにくい、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。最初は近道をしましょう。ドラフトはあなたが思ってるよりは簡単です。勝てて楽しい!そんな体験の一助となれば幸いです。

赤白横並べアグロとは

まずは公式のドラフトアーキタイプの記載を確認してみましょう。

いわゆる横並べアグロという戦略で、早期決着を目指す速攻型のデッキタイプとなります。

基本的なゲーム展開としては、序盤から複数のクリーチャーを展開して攻撃をしかけ相手のライフに負荷をかけていきます。ライフ残り一桁まで追い詰めたら、全体強化をかけて総攻撃!面の攻めで仕留めるという動きが強力です。

カルロフ邸殺人事件 ドラフト環境所感

  • 変装持ちのクリーチャーが全体の3割を占めている。3マナ帯は意識しなくても自然と埋まる。
  • 5マナルールの存在により、変装持ちクリーチャーの強さは5マナ以降が本番。5枚目の土地をいかに早期に引き込むかが重要。
  • 4マナ帯のクリーチャーのタフネスが低く2/2が止まりづらい。よって2マナ帯のクリーチャーが相対的に強いが、2マナ帯は意識して集めないと数が足りなくなりがち。
  • 変装持ちクリーチャーは除去耐性を持つため、単体除去の価値が相対的に低め。なるべくコンバットトリックで打ち取ることを意識したい。

赤白横並べアグロの立ち位置

17Lands.com の統計によると、プレミアドラフトでは他の追随を許さない圧倒的高勝率を誇っている。3マナ4マナ帯のタフネスが低く、攻めやすく守りづらい環境であることが追い風となっている。

一方クイックドラフトでは白のカードがbotにことごとく取り上げられてしまうため、勝率5位前後と振るわない。ピックは非常にシビアだが、上記環境の特徴は変わらないため、カード集めさえクリアできれば問題なく実行可能。

デッキ構成例

クリーチャーを複数展開する関係で通常より多めに入れるのと、この環境では5マナに届くかどうかが戦闘に大きく影響するため土地17枚もゆずれないところ。呪文の枚数ですが、この環境ではわざわざ呪文を使わなくても攻撃が通るので5~6枚あれば充分かなという感覚です。

クリーチャーのマナカーブは1マナ2マナ帯をやや多めの7枚、3マナ帯も6枚程度と厚めに入れるとうまくいきます。変装を持つクリーチャーは基本3マナ帯として数えます。例外として犬の散歩者だけは2マナカウントです。あとレアが3枚ぐらいありますが覚える必要はありません。

繰り返しになりますが、この環境ではわざわざ呪文を使わなくても攻撃が通るので、除去は相手のボムレアに対処できる程度に入ってれば充分です。

カードの種類小分類枚数
クリーチャー呪文17
2マナ7
3マナ6
4マナ2
5マナ2
その他呪文6
全体強化2
単体強化2
除去2
土地17

キーカード解説

合計7枚のキーカードから覚えていきましょう。

複数展開

クリーチャーを複数展開できるカードはコモンに4枚もあり、中でもおすすめは≪犬の散歩者≫≪内通者≫≪参考人≫この3枚になります。

  • 犬の散歩者…ただの2マナ3/1としてプレイしてもいいし、変装能力を使うと合計5マナでクリーチャー3体相当になります。
  • 内通者…合計3/3相当とマナレシオがよく、探偵を強化する起動型能力もおまけ程度ですがうれしいものです。
  • 参考人…2/2が2体分になります。多くのクリーチャーがタフネス2止まりで2/2というサイズはかなり止めにくくなっている中、2/2クリーチャー2体出るのは強すぎます。

強化呪文

クリーチャーを展開した後強化呪文でサポートして盤面を制圧する、という動きでおすすめの強化呪文がこちらの2枚になります。

  • 遂行中…4マナインスタント。全体に+2/+1修整を与えつつ手掛かりトークンを生成。もちろんフィニッシャーとしても申し分ない威力ですが、手掛かりトークンにより手札を補充できるので、中盤に雑に打って盤面を破壊するという使い方もできます。
  • 追走劇の始まり…3マナインスタント。クリーチャー1体に+3/+0修整と先制攻撃を付与しつつ手掛かりトークンを生成。3マナはちょっと重いと思っていたのですが、2/2に使えばタフネス5相手に一方取れるのが強くて、中盤の盤面の取り合いでめちゃめちゃ活躍しました。

除去

繰り返しになりますが、この環境ではわざわざ呪文を使わなくても攻撃が通るので、この2枚以外は特にピックする必要はありません。

  • その場しのぎの束縛…3マナエンチャント。いわゆる払拭の光系統の効果にライフ2点のおまけつき。
    基本的に確定除去として扱うことができるので、相手の変装解除した大型生物とかボムレアへの対処手段として最適といえるでしょう。
  • ショック…1マナインスタント。2点火力。
    1マナと軽い割に4マナぐらいのクリーチャーまで焼けるのと、プレイヤーにも打てるという点が評価できます。

その他候補カード

1~2マナクリーチャー

  • ひよっこ捜査員…手掛かりによるドローを含め2枚分の働きをするのはそれだけで強力。手掛かりや探偵など様々なシナジーを受けられるのもセールスポイント。
  • 赤ニシン…2/2で速攻持ちは意外と大きい。初動で出せれば3~4回ぐらいは攻撃に向かえるはず。攻撃が通らなくなったら手掛かりとしてドローに変換できるので、攻撃強制のデメリットもほぼ無視できる。
  • 市場見廻りの幻影…飛行で地上クリーチャーを飛び越えられるのが優秀。2/2はもともと止まりにくいので、わざわざ飛行を持ってなくても問題ないことも結構あったりする。
  • 歴戦の相談役…序盤は2/2を止める壁になりつつ、準備が整ったら3/3のアタッカーとして出撃。使ってみて評価の上がった1枚。

3マナクリーチャー

  • 確固たる証人…変装能力を活用することで除去内蔵クリーチャーとして運用することができ、攻撃を通したりライフを守ったりと、必要に応じて柔軟に機能するカードという印象。
  • 利器の技師…貴重なクリーチャー複数展開できるカード。クイックドラフトでは比較的流れてきやすい印象。展開できるクリーチャーの数では≪犬の散歩者≫に劣るが、トークンが飛行を持っているのは犬にはない強み。
  • 大犯罪者…3マナとしても5マナとしても運用可能。変装能力を使うと自身を含め2体を同時に強化できるので、相手のコンバット計算を大きく狂わせることができる。

5マナクリーチャー

  • ハズダーの自警団…4マナ帯までが基本パワー2以下なのでカウンターを乗せる対象には困らない。相手のクリーチャーもほとんどが2/2のはずなので、3/3に強化できると戦闘で大きく優位に立てる。
  • 瓦礫帯の自慢屋…通称、犯罪自慢イキリクソトカゲ。威迫持ちアタッカーとしての性能は大いに好感が持てるが、競合が多い5マナ帯なので最終的にデッキから抜けがちだったりする。

強化呪文

  • 罪深き憤怒…1マナインスタント。軽いコストで強化できるのがウリ。バットリとして使った場合、タフネス修整がないのでほぼほぼ相打ちになるが、2/2の探偵で補填できるので盤面を維持しやすい。
  • 吉報の訪れ…2マナインスタント。クリーチャーを強化しつつ手掛かりでアドバンテージを稼いでくれる。2マナと軽いのはいいのだが、2/2に使ったところで一方的に倒せるのが3/4止まりなので物足りなく感じる場面も。

関連動画

ドラフト7勝デッキのプレイ動画を作成しておりますのでこちらもご覧ください。05:54 あたりから実践編となります。

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