『サンダー・ジャンクションの無法者』リミテッド デッキ構築の方向性が決まる!指針アンコモン20枚をチェック

リミテッド

こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は『サンダー・ジャンクションの無法者』リミテッドにおいて、指針アンコモンと呼ばれる、デッキ構築の方向性を示してくれる多色アンコモンをチェックしていきます。

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指針アンコモンとは

指針アンコモンを見ることで、各色の組み合わせでどんなアーキタイプやギミックが組めるのか、どういったカードを集めていったらいいか、という方針がすぐにわかるようになっています。指針アンコモンすべてに目を通しておけば、新セットのリミテッドを最短で予習することができます。デッキ構築で迷うことはもうありません!

指針アンコモンは、各ペアのアーキタイプが何かを示す助けとなり、特にブースター・ドラフトをするプレイヤーに明確な方向性を与えるためにデザインされるカード群である。

指針アンコモン – MTG wiki より

新キーワード・メカニズム解説

無法者

暗殺者、傭兵、海賊、ならず者、邪術師のクリーチャー・タイプのうち1つ以上持っているパーマネントのことを指して用いられる。

無法者に何らかのボーナスを与えるカードが非常に多く、クリーチャー・タイプが無法者に該当するかどうかが評価に大きく影響する。

悪事を働く

以下に挙げるもの1つ以上を対象として呪文を唱えたり、能力を起動したり、誘発型能力をスタックに置いたりすると、「悪事を働いた」ことになる。

その時点より後に、呪文や能力が打ち消されたり、対象がいなくなった場合でも、悪事を働いたことがなかったことにはならない。

  • 対戦相手
  • 対戦相手がコントロールしている呪文や能力
  • 対戦相手がコントロールしているパーマネント
  • 対戦相手の墓地にあるカード

放題

複数のモードを持つ呪文が持つ能力である。選んだ各モードについて追加コストを支払う必要があるが、コストさえ払えるなら複数のモードを選ぶことができる。

放題を持つ呪文を唱える際には1つ以上のモードを選ぶ必要がある。また、同じモードを複数回選ぶことはできない。

騎乗

騎乗Nは、ソーサリー・タイミングでのみ起動できる起動型能力である。アンタップ状態である他のクリーチャーを、パワーの合計がN以上になるように望む数をタップすることで起動できる。

乗騎クリーチャーは騎乗されていなくても攻撃やブロックに参加することは可能だが、騎乗されることで誘発するような誘発型能力を持っており、ちょっとお得な気分になれる。

計画

コストを前払いすることができる能力。計画コストを支払うことでカード1枚を手札から追放でき、そのカードは計画された状態になる。計画されたカードを計画されたターン中に唱えることはできず、後のターンで、計画されたカードを追放領域からマナ・コストを支払わずに唱えることができる。

手札のカードを計画することと、追放領域から計画された状態のカードを唱えることは、いずれもソーサリー・タイミングでのみ行うことができる。注釈文に「ソーサリーとして」と記載があるが、これは唱えることができるタイミングを指示しているものであり、カードタイプがソーサリーに変更されるという意味ではない。

指針アンコモン解説

白青

指針アンコモンの2枚とも、「自分のターン中に、手札から呪文を唱えなかった」ことを参照。インスタントや瞬速の他、新メカニズムである計画によっても条件を満たすことができます。カードを計画しても呪文を唱えたことにはならず、計画されたカードは追放領域から唱えることになるので、手札からは唱えてないということになります。

白黒

クリーチャーの生け贄がテーマ。トークン生成と組み合わせることで、生け贄をたくさん確保できるようにするといいよ、というメッセージが込められているようです。白黒という組み合わせには、死亡時にトークン生成するクリーチャーが何枚か存在するので、そういったカードは点数を高めに取るといいでしょう。

青黒

悪事を働くことがテーマ。除去や妨害呪文などが豊富であり、悪事を働きやすい色の組み合わせです。毎ターン悪事を働く能力を持ったクリーチャーは点数を上げてピックしたい。

青赤

1ターンの間に2つ以上の呪文を唱えることを参照する。いわゆるセカンドスペルテーマです。キャントリップ系の呪文(カードを1枚引く+おまけ効果の付いた呪文)を多めに搭載することで、手札を減らすことなく唱える回数を稼ぐことができます。後のターンにまとめて呪文を唱えることができる計画との相性もいい。

黒赤

無法者テーマ。無法者を出せば悪事を働き、悪事を働けば無法者が湧いてくる。この2枚が並んだらちょっとしたコンボになる予感。除去が豊富な組み合わせであり、特に意識しなくても普通に組めば悪事を働くカードが満載のデッキになります。

黒緑

墓地に何かクリーチャーを落としていくデッキを組めということだろうか。クリーチャーを18枚~19枚と多めの構成で、切削を行うカードも3~4枚程度は確保するのが理想。黒の切削持ちは悪事メカニズムでも使われる関係で、枚数を確保するのは難しそうです。

赤緑

パワー4以上のクリーチャーを意識して集めましょう。いつものやつ。パワーイズ最強。

赤白

横並べがテーマ。いつものやつ。傭兵トークンを展開できるカードや、全体強化もそれなりに充実している。中盤のダメージレースにおいては、傭兵の能力で一点に集中して攻めることもできるため、攻め方の柔軟性は高いように思います。

緑白

乗騎クリーチャーがテーマ。乗騎テーマはクリーチャーの頭数が減るという本質的な弱点を抱えている。飛行、絆魂という組み合わせは乗騎テーマの弱点を補うものであるため、≪集いのグリフ≫は必須。その他、警戒でブロックにも参加できたり、トークンを生成できるような能力を持っている乗騎が優先される。

緑青

計画がテーマ。計画コストは3マナ4マナがボリュームゾーンとなっている。≪灰毛の天才、オーロック博士≫を2ターン目に出せば、3ターン目、4ターン目と連続でダブルアクションを取れます。5ターン目に手札が尽きるので、≪自ら運を掴め≫で手札を補充するという流れが組めると理想的です。

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