期待値構築法 クリーチャーの枚数を考える【MTGアリーナ リミテッド】

MTGアリーナ

こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は期待値をもとに特定のカードの枚数を計算する考え方についてご説明していきます。

マジックに限らず、カードゲームとは確率と期待値のゲームであるといえます。デッキを構築するにあたって何を何枚程度引いているのか引いているはずなのかを計算して、それに基づいてカードの枚数を決めていく。そういうゲームだということです。

もちろん、何枚引いている確率は何パーセントであるとか、何と何の組み合わせで引いてくる確率であるとか、厳密にやろうと思えばいくらでもできるのですが、厳密にやるほど計算量も多くなるのがネックです。一方、期待値は概念さえ知ってしまえばあとは単純な割り算掛け算のみで計算できるので、短時間でさっと枚数を決めるのに適した方法であるといえます。

そんなわけで今夜は期待値構築法の考え方をもとに、リミテッドにおけるクリーチャーの枚数について考察します。

クリーチャーの総枚数

一般的には40枚のデッキにおいて16枚がベストとされていますが、その理由について考えてみましょう。

リミテッドのデッキにおいて、基本的には2マナから、すなわち2ターン目からクリーチャーを展開して、その後は毎ターンクリーチャーを展開し続けることが理想的です。

クリーチャー16枚のデッキの場合、5ターン目、11枚のカードを引いた時点で期待値4.4枚となり、4枚を超えています。すなわち、5ターン目までに4枚のクリーチャーを期待できる、確保できる、というように言い換えてもいいでしょう。

11(手札の枚数)×16(クリーチャーの枚数)÷40(デッキの枚数)=4.4枚

その後、6ターン目はクリーチャーの期待値4.8枚となり、5枚にわずかに届きません。したがって、6ターン目まで確保し続けたいのであれば17枚にする必要があります。一方、5ターン目に4枚という場合、クリーチャー15枚でも期待値4.125枚となり条件を満たします。

17枚でも15枚でもなく16枚にする理由付けを考えると、5ターン目に4枚のクリーチャーを期待しつつ
必要枚数よりも少し余裕を持った枚数にしているということになります。

\ターン数
枚数
4ターン目
10枚
5ターン目
11枚
6ターン目
12枚
7ターン目
13枚
15枚3.754.1254.54.875
16枚4.04.44.85.2
17枚4.254.6755.15.525

マナカーブ

一般的に2マナ3マナは多めに、4マナ5マナは少なめにするというのが基本です。このコスト別の枚数をグラフにすると、まるでカーブを描いているようになることからマナカーブと言ったりします。

では、具体的に何枚程度入れるのがいいのでしょうか?デッキタイプによって理想的な枚数は異なるので、まずは2マナ3マナを重視する、いわゆるアグロデッキのマナカーブを検討します。

アグロデッキのマナカーブ

アグロ(速攻)デッキにおいて基本的に2マナ3マナというのは初手にほしいクリーチャーです。

そこで、2マナクリーチャーを6枚入れると初手7枚のうちの期待値は1.05枚となり1枚を超えます。3マナも同様に初手にほしいので6枚入れたいところですね。このように、初手にほしい種類のカードは6枚、というのは一つの基準として覚えておくといいと思います。

続く4マナクリーチャーについては、必ずしも初手にほしいわけではないものの、プレイできるようになる4ターン目にはほしいですよね。そういう場合は4枚入れることで4ターン目、10枚引いた時点の期待値がちょうど1枚となります。

\ターン数
枚数
1ターン目
7枚
2ターン目
8枚
3ターン目
9枚
4ターン目
10枚
4枚0.70.80.91.0
5枚0.8751.01.1251.25
6枚1.051.21.351.5

2マナ6枚+3マナ6枚+4マナ4枚…これで合計16枚とちょうどよくなります。あとは5マナクリーチャーを1枚追加して17枚に増やすかどうか、2マナあたりをもう一枚追加して余裕を持たせるかどうかというあたりはお好みでどうぞ。

コントロールデッキのマナカーブ

一方、コントロールデッキなどで5マナクリーチャーを重視する場合の配分を考えてみます。

5ターン目に期待値1枚とする場合は、3枚だと期待値0.825枚となって足りないのでやはり4枚必要ということになります。3ターン目か4ターン目にドロー呪文を打つこと前提なら、13枚中に1枚の割合で引ければいいので3枚入れておけば条件を満たします。

\ターン数
枚数
4ターン目
10枚
5ターン目
11枚
6ターン目
12枚
7ターン目
13枚
2枚0.50.550.60.65
3枚0.750.8250.90.975
4枚1.01.11.21.3

というわけで、5マナクリーチャー3枚を固定したうえで残りの2マナから4マナの枚数を検討しましょう。コントロールデッキであっても基本的に2マナクリーチャーは初手にほしいことが多いです。一方で3ターン目4ターン目は状況に応じて妨害呪文やドロー呪文を打つという選択肢もあるので、必ずしも期待値通りに引けなくても問題ないことが多いです。

初手にほしいカードは6枚の法則に従って2マナクリーチャーを6枚とします。残りを3マナ4マナにいい感じに割り当てるとコントロールデッキのマナカーブになります。

本日のまとめ

  • クリーチャーは15枚以上。できれば16枚が基本。
  • 初手にほしいコスト帯は6枚。中盤以降で必要なカードは3~4枚。
  • 期待値通りに引きたいコスト帯を意識。

クリーチャーのマナカーブはスムーズな展開において重要ですので、何ターン目に期待値が何枚になるというような理由付け、根拠を持って枚数を決めましょう。

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