赤単コントロールデッキ解説!パワーストーンで巨大ロボ軍団を操る【MTGアリーナ BROスタンダード】

赤単アグロ

こんばんは。火花の学者、おじょーです。今夜は≪街並みの地ならし屋≫≪瞬足光線の大隊≫など高コストカードをふんだんに盛り込んだ赤単コントロールを解説していきます。圧倒的制圧力でお相手の盤面を「地ならし」してしまいましょう!

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題材の一部にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

デッキリスト

デッキ画像作成にはこちらの Decklist Viewer を使用させていただきました。https://mtg-decklistviewer.netlify.app/

フォーマット

MTGアリーナ BO1 スタンダードおよびアルケミーフォーマットでも使用可能なメインデッキ60枚のリストとなります。

インポート用リスト

デッキ
4 有角の石探し (BRO) 138
4 勢団の銀行破り (NEO) 255
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
3 ファイレクシアのドラゴン・エンジン (BRO) 163
2 生けるレガシー、カーン (DMU) 1
2 街並みの地ならし屋 (BRO) 233
4 瞬足光線の大隊 (BRO) 165
4 電圧のうねり (NEO) 171
4 採掘爆発 (BRO) 132
3 マイトストーンとウィークストーン (BRO) 238
1 家の焼き払い (MID) 131
16 山 (ANA) 7
4 ミシュラの鋳造所 (BRO) 265
2 爆発域 (BRO) 258
2 タグシンの広間 (BRO) 263
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276

構築コスト(ワイルドカード枚数)

  • コモン 8枚
  • アンコモン 4枚
  • レア 24枚
  • 神話レア 8枚

パック開封により上記枚数のワイルドカードを集める場合、約144パック必要となります。無料分ゴールドのみでパック購入代金を稼ぐ場合、約192日かかります。

関連動画

巨大ロボ軍団が爽快に盤面を「地ならし」していくプレイ動画をどうぞご覧ください。

解説

お相手の攻撃を防ぎ切ったあと、巨大なクリーチャー(フィニッシャー)で盤面を制圧することを目指す、いわゆるコントロールと呼ばれるデッキタイプとなります。このデッキの二大フィニッシャーである≪街並みの地ならし屋≫や≪瞬足光線の大隊≫はいずれもアーティファクトであることから、パワーストーンによるサポートを受けることができます。

  • 街並みの地ならし屋…8マナ8/8、トランプル。唱えたときと攻撃するたびに、パーマネント1つを破壊する。巨体にトランプルまでついており、きわめて高い戦闘能力を持つ。さらに除去能力まで内蔵しており、対戦相手の危険なカードをほぼなんでも破壊できる。これは唱えたときで誘発するため、通常の打ち消し呪文などで打ち消されにくく、確実性の高い除去効果であることも大きな強み。盤面に一度定着してしまえばその後は毎ターン攻撃のたびに能力が誘発するため、対戦相手の盤面は文字通り草も生えない平らな地表となります。(トランプル:余った戦闘ダメージをプレイヤーに与える)
  • 瞬足光線の大隊…5マナ2/2または9マナ4/4、トランプル、速攻。コピーを2体生成する。実質合計5マナ6/6か9マナ12/12として運用可能。9マナでプレイした場合は対戦相手のライフを即座に半分以上持っていき、そのままゲームセットまで導いてくれるフィニッシャー。5マナで試作するという選択肢もあり、対戦相手のデッキが速攻型だった時にいい感じのサイズのブロッカーを3体展開できるというのもありがたい。クリーチャーを複数展開できることから単体除去に強いこと、コピーされたトークン2体もマナコストを持っており、マナコスト参照の除去に対してある程度耐性がある点も見過ごせない。(速攻:出たばかりでも攻撃できる)

8マナ、9マナという膨大なマナコストを賄うため、パワーストーンを供給しつつ序盤を支えられるカードを採用しています。パワーストーンからのマナは用途が限定されており、有効に活用するために上記2枚も含めてアーティファクトを多めに採用しています。

  • 有角の石探し…2マナ2/2、威迫。出たときパワーストーンを生成。戦場を離れるとそれを生け贄に捧げる。要するにこのクリーチャーが盤面に維持できている限り使えるマナが1つ増えるという、マナクリーチャーのように機能します。威迫を持っているので攻撃に向かいやすいのもうれしい。(威迫:2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない)
  • 採掘爆発…3マナソーサリー。好きな対象に3点のダメージを与え、パワーストーンを生成。火力呪文としてはやや重いもののパワーストーンによるマナ加速も内蔵。基本的にはクリーチャーを破壊して時間稼ぎ兼マナ加速として使うのが理想的だが、対戦相手がクリーチャー並べないっぽいデッキだった場合マナ加速のために対戦相手に直接打つこともたまにあります。
  • 生けるレガシー、カーン…4マナプレインズウォーカー。このデッキで使いたい能力は主に「+1:パワーストーンを生成」となります。パワーストーンを毎ターン供給してくれるありがたいカード。うまく守り抜くことができればそのまま「-7:紋章を得る」により、すべてのパワーストーンを毎ターン火力に変換できるのでゲームセットまで持っていけるなど、サポート役としてもフィニッシャーとしても活躍できます。
  • マイトストーンとウィークストーン…5マナアーティファクト。これ自身が2マナを加えてくれるパワーストーンであることに加え、出たときに誘発する能力を持っており、2つの効果から選択することが可能。カードを2枚引く、またはクリーチャー1体を-5/-5修整。後者の能力は近年流行りの≪黙示録、シェオルドレッド≫あたりまでをしっかり射程に収めている点がよくできている。いずれもうれしい能力であるが、ライフに余裕があるならできるだけ「カードを2枚引く」のほうを選択したい。

個別カード解説

  • 勢団の銀行破り…2マナアーティファクト。2マナと蓄積カウンターを支払うことでカードを引くことが可能。蓄積カウンターを使い切った後も4/4というそこそこの大きさの機体として攻撃に参加できるなど、最後まで無駄なく使える。蓄積カウンターを使い切った時についでのように操縦士トークンが出てくるので搭乗要員にも困りません。色を問わず採用できるカードであり、じっくり腰を据えて戦うタイプのコントロールデッキなら採用しない理由を探すほうが難しい。
  • 鏡割りの寓話…3マナ英雄譚。第一章の章能力でゴブリン1体を出す。第二章の章能力でカードを2枚まで引き直す。第三章でキキジキの鏡像に変身。第一章能力で出したゴブリンは宝物を出す能力を持ち、このデッキにおいてはマナ加速としても活躍。第二章能力でカードを引き直すことでキーとなるカードを引き込むことができます。裏面≪キキジキの鏡像≫はクリーチャーを継続的にコピーでき、≪街並みの地ならし屋≫をコピーしてやれば盤面は向こう70年ぐらい草も生えなくなります。
  • ファイレクシアのドラゴン・エンジン…3マナ2/2、二段攻撃。5マナで蘇生を行うことができ、そうした場合は手札をすべて捨てた後に3枚引くこともできる。基本的には中盤のブロッカーとしての役割を担う。タフネス2以下のアタッカーはシャットアウト。タフネス4ぐらいまでなら相打ち可能と戦闘能力はそこそこ高め。蘇生能力も一応持っているが、こいつを蘇生させてる余裕は正直ほとんどなく、10ゲームに1ゲームあるかないかといったところです。
  • 電圧のうねり…1マナインスタント。クリーチャーかプレインズウォーカー1体に2点のダメージ。追加コストとしてアーティファクトを生け贄に捧げると2点→4点に強化。生け贄にするパワーストーンには事欠かないので、基本4点火力と考えていい。
  • 家の焼き払い…5マナソーサリー。2つの効果から1つ選ぶ。クリーチャー全体に5点のダメージ。または、1/1のデビルを3体出す。全体5点ダメージとしての運用が基本です。近年流行りの≪黙示録、シェオルドレッド≫を取り巻きごと燃やせる5点火力というのはやはり頼りになります。

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