今年はうさぎ年！兎電池赤単でランクマ！【MTGアリーナスタンダード】

あけましておめでとうございます。今年はうさぎ年ということで≪兎電池≫入りの赤単をご紹介していきます。

兄弟戦争にて収録された≪機械化戦≫に加え、≪兎電池≫と相性のいい≪轟く雷獣≫を主力アタッカーに据えた構成となっています。

この記事は非公式のファンコンテンツであり、ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

デッキリスト
関連動画
解説
- 土地の枚数について
- 個別カード解説

デッキリスト

デッキ画像作成にはこちらの Decklist Viewer を使用させていただきました。https://mtg-decklistviewer.netlify.app/

フォーマット

MTGアリーナ BO1 スタンダードおよびアルケミーフォーマットでも使用可能なメインデッキ60枚のリストとなります。

インポート用リスト

デッキ
4 熊野と渇苛斬の対峙 (NEO) 152
4 僧院の速槍 (BRO) 144
4 兎電池 (NEO) 157
4 血に飢えた敵対者 (MID) 129
3 ロノムの発掘家、フェルドン (BRO) 135
3 轟く雷獣 (NEO) 166
4 火遊び (MID) 154
4 稲妻の一撃 (DMU) 137
4 機械化戦 (BRO) 139
1 引き裂く炎 (VOW) 175
20 山 (ANA) 7
4 ミシュラの鋳造所 (BRO) 265
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276

構築コスト(ワイルドカード枚数)

コモン 4枚
アンコモン 17枚
レア 15枚
神話レア 4枚

パック開封により上記枚数のワイルドカードを集める場合、約90パック必要となります。無料分ゴールドのみでパック購入代金を稼ぐ場合、約120日かかります。

解説

軽量クリーチャーを展開し、≪機械化戦≫≪轟く雷獣≫によって強化してガンガン攻めていく速攻デッキです。クリーチャーは全員速攻持ちであり、引いて即仕事をするカードが多いのもうれしいところです。(速攻：出たばかりでも攻撃できる)

機械化戦…3マナエンチャント。赤やアーティファクトが与えるダメージをすべて+1。クリーチャーはもちろんのこと≪稲妻の一撃≫などの呪文にも適用される。重ね掛け可能。2枚3枚と貼ることで+2、+3と強化されていきます。兄弟戦争にて新規収録され、スタンダードにおける赤単の立ち位置を二段も三段も押し上げた功労者。こんなの赤単で入れない理由を探すほうが難しいですよね。
轟く雷獣…4マナ3/3速攻。攻撃するたびにクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置き、対戦相手にX点のダメージ。X=改善されているクリーチャーの数。4マナクリーチャー単体としてのスペックで見ても申し分ありません。≪兎電池≫の換装によってもクリーチャーを改善できるので相性抜群。そのほかのクリーチャーもできるだけ単独で改善できるクリーチャーを選びたい。(速攻：出たばかりでも攻撃できる、改善：カウンターが乗っているか装備かオーラがついているクリーチャーは改善されている)

兎電池…1マナ1/1速攻。1マナで換装することができ、換装されたクリーチャーは+1/+1修整に加えて速攻を得る。(換装：他のクリーチャーに着けることができ、換装中はクリーチャーでなくなる)

今夜のテーマカード。1マナ帯においては≪フェニックスの雛≫と何かと比較されがちな1枚。換装能力を持つことや、アーティファクトであることを活かしたデッキ構成、プレイングを心がけたいところです。

前者については≪轟く雷獣≫の改善カウントを増やすのにも使えるほか、今夜は採用しませんでしたが白と組み合わせることで装備品を参照するクリーチャーとかもいるはずなのでそっち方面での活躍を期待したいところ。

後者についてわかりやすいところでいえば≪継ぎ接ぎ自動機械≫などがあげられ、アーティファクトで固めたデッキの中で活躍しそうです。以前一度ご紹介しましたが、最新のアップデートをかけてまたご紹介したいと思っています。

土地の枚数について

今回は下記3つの理由により、赤単アグロとしては多めの土地25枚としています。

≪轟く雷獣≫をプレイするための土地を確保することが要求される
≪ミシュラの鋳造所≫のクリーチャー化能力など、マナを出す以外の仕事をする土地が採用できる
≪血に飢えた敵対者≫の追加コストという使い道があるため、土地を多めに引くことが許容される

個別カード解説

熊野と渇苛斬の対峙…1マナ英雄譚。第一章の章能力で対戦相手に1点、第二章の章能力でクリーチャーを強化。第三章で≪熊野の食刻≫に変身。2/2速攻に加え、≪熊野の食刻≫が出ている間はこちらの与えるダメージがすべて追放除去になります。都合3点以上のダメージを稼ぐことができ、1マナのカードとしては破格のコストパフォーマンスを誇ります。
僧院の速槍…1マナ1/2速攻、果敢。≪稲妻の一撃≫などの火力呪文を打つたびにサイズアップするので、単純に相手のライフを削るスピードがえげつないだけでなく、迂闊なブロックも許さない。スタンダードどころかモダン、レガシーにおいても一線級。説明不要の最強1マナクリーチャーです。(果敢：クリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了まで+1/+1修整)

血に飢えた敵対者…2マナ2/2速攻。戦場に出た時に追加コストを支払うことで、3/3にサイズアップしたうえで墓地の呪文を再使用できる。序盤の戦力としても充分な戦力。≪稲妻の一撃≫などの火力呪文を再使用することで対戦相手のクリーチャーを除去することで優位を奪ったり、終盤のフィニッシャーとしても活躍します。
ロノムの発掘家、フェルドン…2マナ2/2速攻。ダメージを受けるたびに手札が増えるドン。兄弟戦争で収録された新顔。ブロックされて一方的に討ち取られたとしても手札を損しないので、雑に攻撃に向かわせやすいのがとてもうれしい。こいつ自身はブロックに参加できないとかはもはやあってないようなデメリット。伝説ゆえに手札でダブるとしんどいので3枚に抑えてます。

火遊び…1マナ2点火力。プレイヤーに打った場合は占術によりドローの質を高めることができるのがうれしいところ。(占術：ライブラリーの一番上を見て、それを一番下に置いてもよい)
稲妻の一撃…2マナ3点火力。基本的な性能を持つ火力呪文。
引き裂く炎…3マナ5点火力。最近は≪黙示録、シェオルドレッド≫を搭載している黒単がはびこっているので必須。比較的打ちどころは多いものの、3マナというコストがやや重いので1枚だけ入れてます。